ブロック塀を作る時に注意するポイント

ブロック塀は、プライバシーの保護や防犯などに役立つものです。また町並みの景観に私達の生活にも役立っていますが、地震などの自然災害では、コンクリートブロック塀が倒壊した事例もあり、安全性の確保は地域社会全体の願いであります。ではどのようなブロック塀が安全だと思いますか?それは「何があっても直ぐには倒壊しない塀」です。これらを作るために注意するポイントがいくつかあります。
ブロック塀には設計の最低条件が建築基準法で定められいて、さらに日本建築学会では、より安全性の確保を考慮した「コンクリートブロック塀設計規準」、「ブロック塀施工マニュアル」などで細かく設計・施工について規定されています。

【鉄筋コンクリート造の基礎を設ける】
基礎をI形ではなく、逆T形やL形の形状にすることで、転倒に対する抵抗力が増します。I形は安く済ますことが出来ますが、安全性を考えるのならば他の形にしたほうがいいでしょう。

【基礎は地中深く根入れをする】
コンクリートブロック塀設計規準では、35cm以上(塀の高さに比例した数値)と規定されています。どの高さでも35cm掘ればいいというわけではなく、塀が高ければ高いほど深く掘らなければいけません。

【縦や横方向の鉄筋は間隔80cm以下(ブロック2個ごと)で配筋し頂部には横筋を配置する】
塀の高さにより鉄筋の径と間隔が規定されていて、化粧ブロックの場合は縦方向の鉄筋を60cm以下で配筋しなければいけません。

【ブロックはJIS品またはJIS品と同等以上の品質で正しい厚さのものを使う】
ブロックは塀の高さにより12cm、15cmの厚さ以上と規定されています。

【控壁は3.4mごとに設ける】
控え壁は塀と同じブロック(空洞を全充填)などでつくり、必ず塀の鉄筋とつながなければいけません。